屋久鹿革藍染「空」

世界自然遺産の地に生息し縄文時代から利用されていた獣皮『屋久鹿』と、600年続く日本の継承技法である天然灰汁発酵建の『藍染』による古文化と伝統技法のコラボレーション。
鹿皮はもちろんの事、藍染の原料もすべて天然のものを使用しております。

 

鹿児島で始まった1%の希少価値

希少な天然素材同士が鹿児島で出会い、奇跡の誕生。
これは屋久島の希少な青空と鹿児島を囲う海、樹々の青さを秘めた「屋久鹿革藍染」ブランドです。

ヤクニク屋屋久鹿肉精肉店・ヤクニク屋

屋久鹿は屋久島の大自然の力を受け独自の進化をとげてきた日本鹿です。
特に小柄な身体が特徴で、その皮の優位性は、生命体の保護、体温調整、呼吸・発汗など、人工的には作り出せない明らかに人間の生理機能にも見事に合致した、高温多湿という日本の気候風土の中で、ことに大きな意義をもちうる神秘的で、天工の極地ともいえる機能的な素材そのものにあります。

その素材が織りなされることで、魅力的な自然物の特性利用/強靭でしなやかという常識/装飾的で高級品という感覚の革製品となります。

皮から革へと鞣された野生獣の天然革は、適切な手入れをしながら使いこむことで、美しく、使い手による独特の経年変化をお楽しみいただけます。

屋久鹿肉精肉店・ヤクニク屋
〒891-4205 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦421-34
TEL. 0997-42-1129

藍染屋藍染屋

この藍染は天然灰汁発酵建という技法を用い染めております。

600年も前の戦国時代より、藍染は日本の文化として存在していました。この時代は化学染料も存在せず、自然の水を使い、時間をかけて発酵させ染色を行っていました。それが天然灰汁発酵建といわれる技法であり、藍色は生活に溶け込んでいました。
その後、日本は開国し沢山の外国の方々が訪れるようになります。街を彩る藍色の美しい風景を見た外国の方々が「ジャパンブルー」と称賛しました。
のちに貿易が盛んになるにつれ、安価で手間のかからない合成染料や化学染料、インド藍等が主流となり、日本から藍色は消えていきました。

この商品は先人達が人から人へ技術を継承し、技術と文化を守ってきたからこそ存在しております。

藍染屋
〒899-3402 鹿児島県南さつま市金峰町大坂7764-1
TEL. 0993-78-2897